PR

【保存版】母の日と父の日、本当は何を贈るべき?「歴史」から紐解く、大人の親孝行論

スタッフ日誌
この記事は約11分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
【保存版】母の日と父の日、本当は何を贈るべき?
親の「本音」と「歴史」から紐解く、大人の親孝行論

本日もご訪問いただきありがとうございます。

こんにちは。
カレンダーをめくり、春から初夏にかけての季節を迎えると、私たちの頭を必ず悩ませる「二大イベント」がやってきます。

そう、「母の日」「父の日」です。

毎年やってくるこの記念日。デパートやスーパーには赤いカーネーションや黄色いバラが並び、テレビCMでは「お母さん、ありがとう」「お父さん、お疲れ様」という温かいメッセージが溢れます。
しかし、私たち子供世代のリアルな心の声はどうでしょうか。

「今年は何をあげよう…もうネタ切れだよ!」
「お父さんに欲しいものを聞いても『何もいらない』って言うし…」
「義理の実家へのプレゼント、毎年プレッシャーで胃が痛い…」

感謝の気持ちはある。でも、毎年のこととなるとどうしても「作業化」してしまったり、義務感に駆られてしまったりするのが人間の性(さが)というものです。

この記事では、そんな「母の日・父の日迷子」になってしまった大人たちのために、商品のリンクやランキングは一旦すべて忘れ、「そもそも母の日・父の日とは何なのか?」「親が本当に望んでいるものは何なのか?」という本質的な問いに迫ってみたいと思います。

歴史のロマンから、笑える親子の「あるある」、そして思わずホロリとくる家族の絆まで。少し長い道のりになりますが、極上のコーヒーでも淹れて、ゆっくりと読み進めてみてください。
読み終わる頃にはきっと、ご両親の顔を思い浮かべて、今すぐ電話をかけたくなるはずです。

📖 本記事の目次(ハイライト)

  • 第一章:カーネーションに隠された悲しくも美しい物語(母の日の歴史)
  • 第二章:お母さんの本音「モノはいらない。〇〇が欲しい」
  • 第三章:なぜ「父の日」は忘れられがちなのか?(お父さんの悲哀)
  • 第四章:「何でもいいよ」の翻訳機。不器用な父の愛し方
  • 第五章:最大の難関「義実家へのギフト」波風立てないスマートな作法
  • 第六章:親孝行のタイムリミットと、恥ずかしくて言えない「ありがとう」の伝え方

スポンサーリンク

第一章:カーネーションに隠された悲しくも美しい物語

私たちが当たり前のように母の日に贈っている「カーネーション」。なぜバラでもチューリップでもなく、カーネーションなのでしょうか?

その起源は、今から100年以上前のアメリカに遡ります。

◆ アンナ・ジャービスの願い

1905年5月9日、アメリカのウェストバージニア州で、アン・ジャービスという一人の素晴らしい女性がこの世を去りました。彼女は南北戦争中、敵味方の区別なく負傷兵を看病し、地域の公衆衛生の改善に生涯を捧げた偉大な母親でした。

彼女の娘であるアンナ・ジャービスは、亡き母を深く敬愛しており、「世のすべての母親に感謝する日を作りたい」と立ち上がります。
そして1908年5月10日、母の追悼式で、母が大好きだった「白いカーネーション」を祭壇に飾り、参列者に配りました。
これが、世界で初めての「母の日」の始まりだと言われています。

アンナの運動は瞬く間にアメリカ全土に広がり、1914年には当時のウィルソン大統領が、5月の第2日曜日を「母の日」として国民の祝日に制定しました。

◆ なぜ「赤」になったのか?

初期の母の日では、「亡くなった母親には白いカーネーションを」「健在の母親には赤いカーネーションを」贈るという風習がありました。
しかし、これでは「お母さんがいない子供の心を傷つけてしまう」という配慮から、次第に赤いカーネーションに統一されていったのです。

ちなみに日本で母の日が広く普及したのは昭和に入ってから。大手お菓子メーカー(森永製菓)が「母の日大会」という大々的なキャンペーンを行ったことで、現在の「母の日=お花やお菓子を贈る日」という商業的な文化が定着しました。

商業的とはいえ、一人の娘の「お母さん、ありがとう」という純粋な愛情が、100年後の日本にまで届いていると思うと、赤いカーネーションの見え方が少し変わってきませんか?


スポンサーリンク

第二章:現代のお母さんの本音「モノはいらない。〇〇が欲しい」

さて、歴史のロマンに浸ったところで、現代の非常に現実的なお母様方の「本音」に迫ってみましょう。

毎年行われる「母の日に欲しいものアンケート」を見ると、長年1位に君臨していた「お花」「スイーツ」「洋服・バッグ」などに混じって、近年急上昇している回答があります。

それは、「一人の時間」「家事をしなくていい一日」です。

◆ 「モノ」より「時間」の価値が高騰している

共働きが当たり前になり、子育てと仕事、そして親の介護などに追われる現代の母親たちは、圧倒的に「時間」と「余白」が不足しています。
素敵なバッグをもらうのも嬉しいけれど、「今日の夜ご飯、作らなくていいよ」「お風呂掃除も洗濯も全部やっておくから、1日好きなことしてきていいよ」という言葉が、実はどんな高級ブランド品よりも心に響くのです。

💡 新しい「母の日」のプレゼントアイデア

  • 「家事代行サービス」のギフト券: プロに水回りをピカピカにしてもらう贅沢。
  • 「ホテルのお一人様ランチ」や「スパチケット」: 誰にも邪魔されず、自分だけのために時間を使うご褒美。
  • 手作りの「何でも言うこと聞く券」: 子供の頃に作ったアレ。大人になってから本気でやると、親は泣いて喜びます。

もしお母さんがまだ現役でバリバリ家事をこなしているなら、今年の母の日は「モノ」ではなく、「お母さんを休む日」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。


第三章:なぜ「父の日」は忘れられがちなのか?(お父さんの悲哀)

さあ、ここからは「お父さん」のターンです。

5月の第2日曜日が母の日なら、6月の第3日曜日は「父の日」。しかし、世間の盛り上がりは母の日に比べて明らかにトーンダウンします。
デパートの特設会場の広さも、テレビの特集時間も、母の日の半分以下。ひどい時には「あれ?今年の父の日って終わったっけ?」と家族全員からスルーされる悲劇すら起こります。

なぜ、お父さんはこうも不遇なのでしょうか。

◆ 父の日の起源も、実は感動的

父の日の起源もアメリカです。
1909年、ワシントン州に住むソノラ・スマート・ドッドという女性がいました。
彼女の母親は6人の子供を産んで亡くなり、父親であるウィリアムは、男手一つで6人の子供たちを立派に育て上げました。

ソノラは母の日の存在を知り、「母に感謝する日があるなら、父に感謝する日もあって然るべきだ」と牧師に懇願します。
そして、父ウィリアムの誕生月である6月に最初の「父の日」の礼拝が行われました。
この時、父の墓前に捧げられたのが「白いバラ」であり、健在の父には「赤いバラ」(日本では後に黄色いバラやひまわりが定着)を贈る風習が生まれました。

こんなに感動的なルーツがあるのに、なぜ日本のお父さんたちは「忘れられがち」なのでしょうか。

◆ 心理的・社会的な「お父さんとの距離感」

これには、日本の社会構造が大きく影響していると言われています。
昭和から平成にかけて「男は外で働き、女は家庭を守る」という役割分担が強かった時代、子供にとっての父親は「朝早く出かけて、夜遅く帰ってくる、なんだかよくわからないけれど威厳のある人」でした。

母親には日々の感謝(お弁当を作ってくれた、看病してくれた)が具体的に伝えやすいのに対し、父親への感謝は「学費を稼いでくれた」など少しスケールが大きく、抽象的になりがちです。

さらに、思春期になれば「お父さんの洗濯物と一緒に洗わないで!」という悲しき通過儀礼が待っています。物理的にも心理的にも、子供(特に娘)と父親の距離は、母親とのそれに比べて少し遠くなりがちなのです。


第四章:「何でもいいよ」の翻訳機。不器用な父の愛し方

父の日のプレゼント選びを難しくしている最大の要因は、お父さん自身の「絶望的なプレゼン能力の欠如」です。

「今年、父の日に何欲しい?」
と聞かれて、明確に「〇〇メーカーのパターが欲しい」「あのブランドのポロシャツが良い」と答えられるお父さんは稀です。多くのお父さんは、照れ隠しと気遣いからこう答えます。

「ん?俺は何もいらないよ。お前らが元気ならそれでいい」

出ました。この「何でもいい・何もいらない」発言。
これを真に受けて本当に何もあげないと、後で母親経由で「お父さん、ちょっと寂しそうだったわよ」というクレームが入るというトラップです。

◆ お父さんの「何でもいいよ」の真意

男性心理学的に言うと、お父さんの「何もいらない」には3つの感情が混ざり合っています。

  1. 負担をかけたくない: 子供のなけなしのお金(や家庭の予算)を使わせるのが申し訳ないという親心。
  2. 本当に欲しいものがない: 必要なものは自分で買うし、趣味の世界(ゴルフ、釣り、車など)のこだわりが強すぎて、子供に選ばせるのが難しい。
  3. 実は「コミュニケーション」が欲しい: 物をもらう喜びよりも、「自分のために選んでくれた」「声をかけてくれた」という事実そのものが欲しい。

つまり、お父さんが本当に欲しいのは、ネクタイでも万年筆でもなく、「子供との繋がりを確認できる時間」なのです。

💡 お父さんがこっそり泣く「父の日」アイデア

  • 「一緒に飲む・食べる」お酒やおつまみ: 「これ、高かったんだぞ〜」と言いながら、一緒にお酒を酌み交わす時間が最高のプレゼント。
  • 共通の話題になるもの: 一緒に応援しているスポーツチームのグッズや、一緒に見に行ける映画のチケットなど。
  • ちょっとだけ「若返る」アイテム: 自分では買わないような、少し明るい色のポロシャツや、かっこいいスニーカー。妻(お母さん)からの評価も上がります。

第五章:最大の難関「義実家へのギフト」。波風立てないスマートな作法

さて、ここまでは「実の親」に対するお話でした。
しかし、結婚している多くの方にとって、母の日・父の日の真のボスキャラは「義理の実家」です。

「姑の趣味がわからない」「義父に酒を贈ったら『医者に止められている』と怒られた」「毎年送っているのに、向こうからのリアクションが薄い」など、SNS上には義実家ギフトへの阿鼻叫喚が溢れています。
ここでは、無用なトラブルを避け、平和に記念日を乗り切るための「3つの鉄則」をご紹介します。

鉄則1:夫婦間で予算とルールを完全一致させる

最もやってはいけないのが、「自分の親には1万円のうなぎを送り、義理の親には3千円のお茶漬けを送る」というような露骨な格差です。
人間、不思議とそういう「差」には敏感に気づくものです。義実家への贈り物は、必ず夫婦で相談し、「双方の実家へ同じ予算で、同レベルのものを送る」ことをルール化しましょう。

鉄則2:「残るモノ」より「消えモノ(高級食材)」が最強

趣味の合わない洋服や、置き場所に困る謎のインテリア(壺や置物など)を贈るのは、自ら地雷原に足を踏み入れるようなものです。
義実家へのギフトは、「食べたら無くなるけれど、自分では買わない高級な消えモノ」が正解です。

  • 母の日: 有名ホテルのスープセット、高級フルーツ、日持ちする焼き菓子の詰め合わせ。
  • 父の日: 高級お茶漬け、ブランド牛のハンバーグ、こだわりのクラフトビールセット。

これらは「美味しかったわ、ありがとう」という連絡の口実にもなりやすく、お互いにノーストレスでやり取りができます。

鉄則3:魔法の言葉「〇〇さん(パートナー)と一緒に選びました」

義母や義父に品物を渡す際、または電話で伝える際、必ず添えるべきキラーフレーズがあります。
それは、「〇〇さん(夫や妻)と一緒に、お義母さんが好きそうだねって相談して選んだんですよ」という一言です。

たとえあなたが100%一人で選び、一人でお金を払い、一人で発送手続きをしたとしても、です。
義理の親にとって、「自分の息子(娘)が、配偶者と仲良く自分のためにプレゼントを選んでくれた」という事実こそが、何より嬉しいのです。この一言で、あなたの「よくできた嫁・婿」としての株はストップ高まで跳ね上がります。


第六章:親孝行のタイムリミットと、恥ずかしくて言えない「ありがとう」の伝え方

記事もいよいよ終盤です。
最後に少しだけ、真面目で、少し胸がチクリとするお話をさせてください。

あなたは、「親と一緒に過ごせる残り時間」を計算したことがありますか?

親が現在70歳だとします。もし85歳まで元気でいてくれたとして、残り15年。
しかし、あなたが実家から離れて暮らしており、お盆とお正月にそれぞれ3日間しか帰省しない場合、1年に親と顔を合わせる日数はたったの「6日」です。

15年 × 6日 = 90日。

そう、あと15年生きられたとしても、実質的に親と一緒に過ごせる時間は、「たったの3ヶ月」しかないのです。

◆ 親が本当に望んでいる、たった一つのこと

年齢を重ねた親たちが口を揃えて言う言葉があります。
「美味しいものも、綺麗な服も、もうそんなに必要ない。ただ、お前たちが健康で、笑顔で生きていてくれることが一番のプレゼントだ

私たちが子供の頃、初めて歩いた時、初めて「お母さん」「お父さん」と呼んだ時、彼らは飛び上がって喜んでくれました。
親にとって子供は、いくつになっても「自分よりも大切な存在」です。だからこそ、あなたが幸せであることが、彼らにとっての最大の親孝行なのです。

◆ LINEの時代だからこそ、「手書きの手紙」を

とはいえ、心の中で「幸せだよ、ありがとう」と思っているだけでは伝わりません。
母の日や父の日は、そんな「普段は恥ずかしくて言えない感謝」を、イベントの力を借りて堂々と伝える大チャンスです。

スマホを開けば、数秒でLINEが送れる時代です。スタンプ一つで「おめでとう」が済んでしまう時代です。
だからこそ、今年の母の日・父の日は、「手書きのメッセージカード」を添えてみませんか?

綺麗な文章でなくても構いません。
「字が汚いな」と笑われるかもしれません。
でも、あなたがペンを握り、親の顔を思い浮かべながら書いたその文字の温もりは、どんな高級なプレゼントよりも深く親の心に刻まれます。

💌 照れ屋さんのためのメッセージ文例

【お母さんへ】
「お母さん、いつもありがとう。最近忙しくてなかなか顔を出せないけど、お母さんの作ってくれたハンバーグが時々無性に食べたくなります。無理しないで、たまにはお父さんに家事任せてゆっくり休んでね。今度一緒に美味しいもの食べに行こう!」

【お父さんへ】
「お父さん、いつも見守ってくれてありがとう。私が社会人になってから、お父さんがどれだけ大変な思いをして家族を支えてくれていたか、少しずつ分かるようになりました。お酒もほどほどに、健康には気をつけて。今度帰ったら、また一緒にお酒飲もうね。」


結びにかえて:今年の「ありがとう」は、一生の宝物になる

いかがでしたでしょうか。
母の日と父の日。それは、花屋やデパートが作り出した単なる商業イベントなどではなく、「私たちが命をもらい、ここまで育ててもらった奇跡」を確認し合うための、年に一度の大切な儀式です。

「何を贈ろうか」と悩む時間そのものが、すでに親孝行の始まりです。
あなたが親の顔を思い浮かべ、あれこれと頭を悩ませてくれたと知れば、ご両親はそれだけで十分幸せなはずです。

この記事を読み終えたら、ぜひカレンダーに印をつけてください。
そして、今年の母の日と父の日は、照れくささをちょっとだけポケットにしまって、とびきりの笑顔で「ありがとう」を伝えてみてください。

その一言が、親にとっても、そしてあなた自身にとっても、これからの人生を温かく照らす「一生の宝物」になることを、心から願っています。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました