本日もご訪問いただき、ありがとうございます。
私の知人である格闘家中村憲輔さんからの紹介です。
難病と戦いながらも、前を向いて頑張る男性を今日はご紹介させていただきます。
熊本県天草市にお住まいの吉田久人さん35歳です。
吉田さんは11年前にALSを発症し、
3年前から人工呼吸器をつけて生活されています。
まずはこちらの動画をご覧ください。
昨年2月に撮影したものですが、吉田さんは病気に負けていません。
その姿や思いからはネガティブな感情はみじんも見受けられません。
人生や病気を前向きに捉え
家族とともに日々を大切に一生懸命生きる姿にむしろ力をいただきました。
パソコンを使って意思疎通もできるし、社会とつながっている。
そして自宅で生活できると考えられる強さをもった吉田さん。
「もしも、自分が同じ状況下にあったら、どうするだろうか?」
「同じように戦えるだろうか?」
・・・全く想像もつきません。
「今自分が何をすべきなのか?」
「本当に一生懸命に生きているのだろうか?」
「こんな風に笑える強さをもてるだろうか?」
そう考えさせられました。
とてつもない影響力を持った人と
出会うことができたことに感謝し
今自分にできることは何かと考えた結果
吉田さんの思い、行動を世間の皆様に少しでも知ってもらうことだと考えました。
吉田さんは今もなお病気と戦いながら、ご自身でプロジェクトを立ち上げられています。
その名も
『Stand Up in Bed 410』訪問介護事業所設立プロジェクト
人工呼吸器をつけて介護が必要な状況下でも、何か自分にできることはないかと
行動を起こせる吉田さんに頭が下がる思いです。
どうかこの病気を皆さんもっと知って下さい。
そしてこのALSと戦いながら懸命に生きている吉田さんの
思いや考えを知って下さい。
私たちも、今後微力ながら何かできる事があれば、
お手伝いをさせていただこうと思います。
最後に、少しだけALSについて書きたいと思います。
正式名称
筋萎縮性側索硬化症
(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)
私たちは日ごろ手足や顔などの筋肉を、自分の思いどおりに動かしていますが、この筋肉を随意筋といいます。この随意筋を動かしているのが、脳からの命令を受けた運動ニューロンです。運動ニューロンとは運動神経細胞のことで、この細胞が侵されると、筋肉を動かそうとする信号が伝わらなくなり、筋肉を動かしにくくなったり、筋肉がやせ細ったりします。これがALSという病気です。
引用:ALS疾患啓発委員会
運動神経細胞が侵されて、
思い通りに体を動かせなくなります。
呼吸も運動神経細胞が関係しているので、
呼吸筋が次第に弱くなり、呼吸困難になってしまう病気です。
原因究明のための研究は行われているものの、
未だ原因不明の難病です。
原因は諸説あるが、いずれも断定的なものではなく、
現状、有効な治療法が見つかっていません。
『施設や病院に入ることで自分の人生を諦めざるをえない人が、まだまだ沢山います。
一人でも自分の人生を取り戻してもらうためにも、多くの方にALSや障害者の事を少しでも知ってもらい、皆さんのお力をお借りしたいと思います。』と、吉田さんがおっしゃっているように、私たちひとりひとりが理解して、関心を持つことが第一歩になるのかなと思いました。
もしこの記事を見たことで関心をもっていただけたり、協力したい!って方がおられましたら、ぜひ橋口電工までご連絡下さい。
それから吉田さんのfacebookのシェアも宜しくお願いします。