本日もご訪問いただき、ありがとうございます。
突然ですが、「秋田犬」なんと読みますか?
「あきたけん」ですよね?!
でもテレビを見ていると「あきたいぬ」って読んでいる方もいて・・・。うーーーん。どっちが本当なのよ?
そうなると、他の日本犬に関してもどっちの読み方をしていいものか気になる所です。
正式には「あきたいぬ」
秋田犬(いぬ)保存会では読み方を「あきたいぬ」としています。
へぇー知らなかった。
正式には「いぬ」なんですって。
日本語の音読み、訓読みも関係している?!
音読み、訓読み、学生の時に習ったよねー。よくわかんないけど。程度です。どうやら、音読み訓読みも関係しているようです。
[例]山(サン)、走(ソウ)
◆訓読み・・・漢字の意味にあう日本語を当てはめた読み方。読みだけで意味が通じる。送り仮名がつくことがある。ひらがな表記。
[例]山(やま)、走(はし)る
で、漢字を合わせる熟語(二字熟語)になると、音読みなら音読みで重ねて、訓読みなら訓読みで重ねるという基本ルールがあるようで・・・。
秋田犬では、犬の前にある「田が訓読み」その後に続く「犬も訓読み」となり、「あきたいぬ」となります。
柴犬に関しても同様に、前にある「柴が訓読み」その後に続く「犬も訓読み」で「しばいぬ」となります。
ちょっと無理矢理感はありますが、そういう日本語事情もあり、正式には「あきたいぬ」なんですねー。
でも、「あきたいぬ」の方が正式ならば、「あきたけん」はどっからきたんでしょうね?
日本語の読みやすさも関係している?!
読みやすさ、語呂のよさなんかで、時代と共に読み方が変化した説もあるようですが、個人的には、やっぱり読みやすさが一番かなあと思います。
圧倒的に「あきたけん」の方が言いやすいもん。
言葉の母音(あいうえお)の口の動きも関係しているのではないか、と睨んでます。
愛犬家の事も「あいけんか」とは言いますが「あいいぬか」とは言わないですよねー。「いい」が続いて言いにくにのなんのって。
ちなみに英語表記は「Akita-Inu」「Akita-Ken」どちらもありました。
NHKはどっちで読んでるの?
例えば、「秋田犬」は地元では伝統的に「アキタイヌ」と呼ばれ、「秋田犬保存会」(大館市)も「アキタイヌ・ホゾンカイ」です。しかし、NHKが平成2年(1990年)2月に首都圏在住の16歳以上の男女を対象に行った調査では、「秋田犬」を「アキタケン」と読むと答えた人は全体の95%もいました。このため、放送では、従来の「アキタイヌ」という読みに加えて「アキタケン」と読んでもよいことにしました。このように、伝統的な呼称と一般の慣用や定着度を考慮したうえで、放送では以下のように読むことにしています。
- 「○○イヌ」と読むもの:しば犬 [×柴犬]
- 「○○ケン」と読むもの:甲斐犬、紀州犬、北海道犬、カラフト犬
- 両方の読みをするもの:秋田犬(1)アキタイヌ(2)アキタケン/土佐犬(1)トサイヌ(2)トサケン
大多数の人が「けん」と読んでいる事実。笑。
それで、「いぬ」でも「けん」でも読んでOKってなったんですね。
なんだかホッとしました。
まとめ
私は、全部「〇〇けん」 とよんでました。
「〇〇いぬ」を知ったのは、恥ずかしながらごく最近のことです。
日本語事情も関係していたとはねー。勉強になりました。笑。
今となっては、どっちでもOK!どっちでもいいなら「〇〇けん」でもいっか。
ちなみに私は猫派なのですが、「愛猫家」は「あいびょうか」と読むんですって。じゃ!