なぜ?「苦手」が「大好き」に変わる不思議 ― 年齢と共に世界が広がる話 ―
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子どもの頃、ピーマンとかシイタケとか、どうしても食べられへんかったものってありませんでしたか?
あの独特の苦味や香りが、子どもの舌には「危険!」って信号になってたんでしょうかね。笑 給食の時間、お皿の隅っこに最後まで残して、先生に怒られたりして。
でも不思議なことに、大人になると、あれだけ苦手だったものが「あれ?美味しいやん!」って、ある日突然食べられるようになったりするんですよね。
この「苦手→大好き」の変化って、食べ物だけに限らないのが面白いところ。
一体なぜ、私たちの「好き」は変化するのでしょうか?その不思議なメカニズムを、いくつかの例と共に探ってみましょう!
ケース1:食べ物の好みと「味覚の成長」
一番わかりやすいのが、食べ物の好みですよね。多くの人が経験する「苦手だったのに好きになった食べ物」の代表格といえば、こんな感じでしょうか。
▶ 代表的な「大人の味」
- ピーマン、セロリなどの香味野菜
- コーヒー、ビールの苦味
- お寿司のワサビ、香味料の辛味
- ブルーチーズ、くさやなどの独特の香りを持つもの
これには、ちゃんとした科学的な理由があるんです。
実は、人間の舌にある味を感じる細胞「味蕾(みらい)」の数は、子どもの頃がピークで、大人はその半分から3分の1程度にまで減ってしまうんだとか。
特に「苦味」や「酸味」は、自然界では腐敗や毒のサイン。だから、味覚が敏感な子どもは、本能的にこれらを避ける傾向にあるそうです。
子どもの頃の「苦い=マズい!」は、自分を守るための大切な本能だったんですね〜。そう思うと、ピーマンを残してた昔の自分も許せる気がします。笑
大人になって味覚が鈍感になることと、「これは食べても安全だ」という経験を積むことで、苦味や香りの中にある「旨味」や「コク」を感じられるようになる、というわけです。
ケース2:音楽の好みと「経験の結びつき」
「若い頃はアップテンポなロックやポップスばかり聴いていたのに、最近はジャズやクラシックが心地よく感じる…」なんて経験はありませんか?
これも、脳の働きや心理的な変化が関係しているそうです。
10代〜20代の頃の音楽の好みは、「友達グループとの一体感」や「自分らしさの表現」など、アイデンティティを形成する上で重要な役割を果たします。流行りの曲を聴くことで、仲間との繋がりを感じていたんですよね。
一方、年齢を重ねると、音楽の聴き方はより個人的で、内面的なものに変化していく傾向が。様々な人生経験を積むことで、昔は分からなかった歌詞の深さに共感したり、複雑なメロディラインを心地よく感じたりするようになります。
昔好きだった曲を聴くと、その頃の友達の顔や匂いまで蘇ってくること、ありますよね!音楽と記憶って、本当に強く結びついてるんやな〜としみじみ思います。
ケース3:ファッションと「流行のサイクル」
「お母さんが着ていた、肩パッドがっつりのジャケットが、今になってオシャレに見える…」
これも、多くの人が経験する不思議な現象ですよね。
ファッションの世界には、「流行は約20年周期で繰り返す」という説があるそうです。
ただ、昔の流行がそのまま戻ってくるわけではなく、今の空気感に合わせて、シルエットや素材、着こなし方がアップデートされて再登場するのがポイント。
だから、昔は「ダサい」と思っていたものでも、現代的なアイテムと組み合わせることで、新鮮で「逆にオシャレ」に見えるんですね。
また、自分の価値観が変わることも大きな理由。若い頃は「流行っているから」という理由で服を選んでいたのが、大人になると「着心地がいいから」「質の良いものを長く着たいから」といった、自分なりの基準で選ぶようになります。その結果、昔は興味のなかったシンプルなデザインや上質な素材の魅力に気づく、というわけです。
まとめ
「嫌い」が変わることは、世界が広がること
こうやって見てみると、「苦手」が「大好き」に変わるのには、味覚の成長や脳の変化、価値観の成熟など、ちゃんとした理由があるんですね。
それは、自分が成長し、経験を重ねて、世界が広がった証拠なのかもしれません。
これからも、いろんな「初めまして」の好きに出会えるかと思うと、年を重ねるのも、案外悪くないなって思えます。むしろ、ちょっと楽しみなくらい!
皆さんが最近「大好き」になったものは、何かありますか?
「私もこれ苦手だった!」という共感や、意外な発見があったら、
よかったら、ぜひ教えてくださいね!


