ついに世界の人口が80億を超えました!

スタッフ日誌
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世界の総人口が15日、国連の推計で80億人に達したそうです!

2010年8月から10億人増えた。今後も増え続け、30年には85億人になる見通しのようで、少子化が問題となっている日本からしたら驚きですよね。

ただ、増えている国はアフリカやアジアなど一部地域への偏りが顕著で、日本のように少子高齢化などの課題を抱える国も多いようです。

 

国連の「世界人口推計」によると、今年7月1日現在、最も人口が多いのは中国で14億2588万人。だが、2位のインド(14億1717万人)が来年にも中国を抜く見込みとのこと。

 

人口が爆発的に増えると何が問題なの?

世界の人口は、すでに80億人を突破しているわけですが、懸念されている問題点は以下の通りです。

◇生活用品の不足
◇仕事に就けなくなる
◇貧困になりやすい
◇物価の高騰
単純に考えても人口が増加すると資源の消費が増え、さまざまな生産が追いつかなくなる。この結果、食糧や水、資源、住宅、雇用などの不足を引き起こし、貧困や経済格差の拡大がもたらされる。

 

エネルギー消費の増加や、不足する食糧を生産するために森林伐採や耕地が拡大することによって、地球温暖化の進行が加速する恐れがある。また、枯渇した資源を巡って戦争が起こる可能性も考えられる。

 

そう思うと日本が抱えている少子化問題と同じように深刻です。

 

解決策はないの?

各国が抱える人口問題やその原因は様々です。同じ人口増加という問題を抱えていたとしても、その原因や適切な解決策、対策は異なります。

しかし根本的な対策としては、結局のところ最近よく耳にするSDGsです。

SDGsとは「持続可能な開発目標」。簡単に言うと「世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこう」という計画・目標のことです。

現在の予測では、少なくとも2050年までは世界人口は増加し続けるとされています。そこで課題となるのが人間が生きていくために不可欠なタンパク質の確保です。

しかし、肉を大量に用意しようとすると、畜産に使用する広大な面積の牧場と、動物を健康に育てるための餌が必要になります。また、大量の餌を準備するための、広大な面積の農場と水も欠かせません。

とはいえ、利用できる地球の面積は限られており、牧場や農場を増やすために森林を伐採するのは、環境破壊につながり本末転倒です。

そこで、人口増加への対策として注目されているのが植物肉や培養肉といった、フードテックによる人工肉です。これらは新たな技術革新によって実現された食品であり、各種人口問題に対する対策として世界的に注目されています。

 

そして風力発電や電気自動車のようなグリーンテクノロジーも大切です。
グリーンテクノロジーでは燃料として自然の力を利用するため、石炭や石油といった枯渇資源への依存から脱却できると期待されています。

一方で、こうしたグリーンテクノロジーの活用にはレアアースやレアメタルといった希少資源の活用が欠かせません。そして、これらの希少資源は石炭や石油といった化石燃料と同じく有限の資源です。

そのため、グリーンテクノロジーは資源枯渇に対する解決策にはならない、との指摘もあります。

人口増加に伴う資源の枯渇問題は、今後もさらなる技術革新や各国の適切な政策、規制などが必要となるでしょう。

とても規模の大きな問題のため、皆さんでもできる対策というのは少ないかもしれません。

それでもいつも頭にそのことがあるのとないのでは全く違うと思います。

できることから私たちの大切な地球を守りましょう。

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