【北京冬季五輪】冬季五輪過去最多のメダル獲得!!

スタッフ日誌
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17日間の熱い熱戦!!
北京冬季五輪がついに終わってしまい、五輪ロスの私・・・

 

今大会で個人的に一番胸が熱くなったのは、スノーボードハーフパイプの平野歩夢選手の決勝2本目と3本目のランでした。

 

2本目のランで、日本の平野歩夢選手がトリプルコーク1440というハーフパイプ種目で最高難度の大技の1つを決めたのです!

 

 

この2本目のランを終えて得点を待つ間、会場でもテレビの前でも、そして私も・・・平野選手がトップに躍り出て金メダルに王手をかけたと、ほとんど誰もがそう思ったはずです。

 

しかし結果はなんと91.75点と、オーストラリアのスコッティ・ジェームズ選手に次ぐ2位だったのです。

 

まさか!!そんなアホな!!

 

ハーフパイプの採点方法は、6人のジャッジ(審判員)がそれぞれ100点満点で得点をつけ、そのうち最高点と最低点を除く4人のスコアの平均点で競います。
つまり評価はジャッジ個人の「解釈」に委ねられています。

 

平野の2本目よりジェームズに高得点をつけたジャッジは6人中、4人。1人だけではなく、4人もいました。

 

ジェームズは2回目のランで92.50点をたたき出したが、トリプルコーク1440には挑戦さえしていないのになんでやねん!

そう思わずにはいられませんでした。

 

これまでのハーフパイプ史上、最高のランだったことは見れば分かるはず。

 

だけど評価はジャッジ個人の「解釈」に委ねられている以上、覆ることはありません。

この時平野選手もきっと『は??』と、納得がいかなかったのではないかな〜と思います。

しかし怒りを隠し無言で去る後ろ姿は現代の侍のようでした。

 

そしてラストランはあえて2本目と全く同じルーティーンで、2本目を上回るクオリティで決めてきました!!

 

『金メダルーーーー!!』

 

鳥肌がたったと同時に怒りを力に変えられる強靭なメンタルに驚愕しました。

怒りや感情をコントロールすることってアスリートであってもすごく大変なことだと思います。
そして冷静に2本目よりも良いランを滑るなんて!!

 

男としても人間としても素晴らしい人だな〜と今季一番感動しました。

 

まだ若く寡黙な青年だけど、内に秘めた強さと熱意と挑戦、そして覚悟に本当に胸が熱くなりました。

 

平野選手もさすがに喜びを隠せないようでしたね。

弟の平野海祝選手も兄ちゃんより喜んでいました。

 

 

そしてレジェンドと言われ続けたショーンホワイトとの抱擁も感動。

お互いのリスペクトを感じましたし、この大会で最後にすると決めたショーンホワイト選手が平野歩夢選手に次世代を託したそんな気がしました。

 

私は人生でスノボをしたことは3度ほどしかなく、ウインタースポーツとは無縁の人間ですがオリンピックだけはやっぱり別ですね。

 

ここに来るまでの努力、沢山の犠牲や我慢を乗り越えてきたことは容易に想像できます。

 

末っ子の卒業式の保護者代表の祝辞を言うレベルで絶対に号泣するから嫌だな〜と考えている私なんてこの人たちに比べたら

笑ってしまうくらいしょうもない事だなと・・・笑

まぁ土俵が違いすぎますが、私も苦手なことに挑戦して頑張ります!!

 

とにかくこの五輪も他にも沢山のドラマがありました。

今回の大会を表すのはまさに『挑戦』だったと個人的には思いました。

 

北京五輪は沢山の問題がありましたが、スポーツマンシップを感じる瞬間も沢山ありました。

 

今回も熱い涙を何回流したことか・・・

やっぱりスポーツっていいな♪

 

そう思った北京冬季五輪でした。

 

選手の皆さん、関係者の皆さん本当にお疲れ様でした!!

 

感動をありがとうございました♡

 

次は4年後の

2026年冬季オリンピック in ミラノ&コルティナ・ダンペッツォ

楽しみにしています♪

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