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最近またメディアで芸能人のがん発覚のニュースをよく耳にしますが、40歳を過ぎた私も他人事ではありません。
母方の祖母も母も胃がん(スキルス胃がん)だったので、こまめながん検診だけは欠かしません。
厚労省が発表した平成27年の日本人の死亡原因でも1位は「悪性新生物(がん)」でした。(男女合わせた総数)
2位は「心疾患(心臓)」3位が「肺炎」4位が「脳血管疾患」5位が「老衰」となっています。
この順位は前年と変わっていないそうです。
死亡原因1位の「悪性新生物(がん)」ですが、部位別に見ていきますと、男性は「気管支および肺」が1位で、「胃」「肝臓」「結腸」「膵臓」と続きます。
女性の1位は男性と同じく「気管支および肺」ですが、2位は「結腸」「胃」「膵臓」「乳房」と続きます。
男女で多少の差はありますが、死亡原因となる部位は、ほぼ共通していることがわかります。
がんの部位別死亡者数を見る限り、日本人に多いがんは「肺がん」「胃がん」「大腸がん」なんですね。
最も死亡率の高いがんです。
喫煙との関係性も深く、喫煙者の周囲(吸わない人)にも影響を及ぼします。それが副流煙です。
そのため、タバコを吸わない人にも発生します。
肺がんに次いで死亡率が高いがんです。
塩分の多い食事が原因で発症することも多く、ピロリ菌感染がさらにがん化を促進します。
女性のがん死亡率が高いがんです。
食生活の欧米化に伴い増加し、飲酒との因果関係も指摘されています。男女共に40歳代後半から増加しているので注意が必要です。
がんの恐ろしいところは、初期には自覚症状がほとんどありません。
そのため健診などで発見されることが多く、発見されたときにはすでに進行しているケースが少なくありません。
さまざまな研究から、最近では生活習慣で予防できるのではないかとも言われています。
喫煙や、塩分のとり過ぎ、多量の飲酒など、がんのリスクを高める影響のあるものには注意していきたいですね。
ウイルスや細菌などの感染によって発症するがんもあります。
肝臓がん・胃がん・子宮頸がんがその代表です。
もちろん遺伝性のものも一部あるようです。
日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡するといわれています。
これを聞くと、「がんになったら死ぬんだ。」と思う方も多いと思いますが、必ずしもそうではありません。
現在では検査法や治療法も進み、早期に発見できれば治せるようになっています。
そのためには、定期的な健診やがん検診を受けることが重要になってきます。
お金も時間もかかりますが、健康以上に大切なことはありませんよね。
健康で長生きするためにも健診やがん検診を定期的に受けましょう。