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9月30日(土)に禅海スポーツセンターで、令和5年度 中津市中学校新人剣道大会が開催されました。
我が家は末息子が中学2年生なので今大会が最後の新人戦となります。
ついこないだ中学生になったばかりだと思っていたけど、時が経つのは本当に早くて公式戦も残り僅かとなりました。
4人の子どもの中で一番手を取らないのがこの末っ子です。
『準備』が大切だと常に考えている人なので、公式戦用の面タオルにタスキにフェイスタオルから着替えから自分の決めたもの自分のルーティンで準備をちゃっちゃと進めていきます。
前日に食べるものや、睡眠時間も逆算して算出しその時間に眠れるように近所を走ったりして適度に体を疲れさせてだいたい決めた時間にスッっと寝ます。
散髪も試合に合わせて予約する日を考えて、家族カレンダーで理髪店の予約をお願いします!と来る始末。母の役目これのみ。笑
やることだけはちょっとしたアスリートのようです。
しかしそれだけの準備をして挑んでも、優勝することは難しいのです。
昨年の市の新人戦は1年生でしたが、2年生の優勝候補や強い選手と戦い、奇跡的に優勝でしました。その後にあった市総体ではやはり優勝はできず準優勝という結果で終わりました。
この時はこれまでにないくらい泣いていました。よほど悔しかったのでしょう。
そして今回の新人戦の日がやってきました。
まずはリーグ戦を勝ち上がらないと決勝戦には進めません。
もちろんリーグ戦には強い選手がいて、勝ち上がることも厳しい状況でした。
しかしなんとか勝ち上がり、いよいよリーグ戦を勝ち抜いた選手との戦いです。
ギリギリ決勝戦まで持ち込むことができましたが、決勝戦で負けてしましました。
対戦相手は同級生で、しかも同じ道場でずっと一緒に稽古に励んできた仲間です。
前回の市総体と同じカードで同じように決勝戦で負けてしまったのです。
今回は車に乗るまで涙は流しませんでした。
ただ一言『強かった』と。
たまたま見つけた剣士の方の言葉です。
剣道には「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という格言があります。
これは、負けには必ずその背後にはしっかりとした理由があるということを意味します。
特に、自分では気がつかないような微妙な動きや心の揺れが、試合の結果に影響を与えることが多いです。
そうした状況で、試合後にしっかりと反省ができるかどうかが、次へのステップに繋がる重要な要素となります。
試合後には、仲間や先輩、先生からのフィードバックを積極的に受け入れましょう。
自分では気がつかなかった動作の癖や、攻防のタイミングなど、外から見える視点は非常に貴重です。
自分が勝ったからといって過信せず、負けたからといって落ち込みすぎず、常に中庸の心で反省と改善に取り組む姿勢が大切です。
謙虚な心で自らの足りない部分を認め、その改善に励むことで、更なる高みへと進むことができますよ。
正にこの通りだと思いました。
何より先生にご指導いただいた言葉を一言も聞き漏らさず、修正して反省していくことが何より大切だと思います。
県の新人戦までたった2週間しかありません。
何ができるか自分で考え、取り入れて一回一回の稽古を一生懸命取り組んで、目標のベスト8を目指してほしいと思います。
そして戦ってくれた相手に感謝の気持ちを忘れず、一緒に成長していってくれたら親としてはこれ以上のことはないと思っています。