本日もご訪問いただき、ありがとうございます。
『高齢化社会』何年も前からよく耳にする言葉です。
「最近まで空き地だった場所が、気づいたら介護施設になっていた。」なんて事はよくある話です。その中でも、非常に興味深い介護施設があったのでご紹介したいと思います。
【ラスベガス】という名の介護施設
東京・埼玉・神奈川・名古屋・岐阜と関東圏を中心に店舗を構える『デイサービスラスベガス』
初めて耳にした時は、「なんとも大胆な名前をつけたもんだ」とびっくりしました。しかし、よくよく内容を確認すると、「こんな施設だったら行ってみたくなるかも」と関心しました!
送迎車が黒塗りのワンボックス
数日に一度、マンションの下に、介護施設の送迎車が停車しています。真っ白なワンボックスに『〇〇デイサービス』と大きく書かれた、いかにもっていう送迎車です。この車を見ると、「あ〜今から行くんだな。」って一目でわかります。
もしかすると、利用者の中には「介護施設に行ってる事を周りに知られたくない!」「このいかにもって車に乗りたくない」って方もいるかもしれないですよね?!
『ラスベガス』の送迎車は、まさかの黒塗りのワンボックス!!施設の名前もアルファベットで書いてあるから一見なんの送迎車かはわからない。
画像:デイサービスラスベガスホームページ
高級感あふれますね。笑
これなら、「ちょっとオシャレでもして行こうか」と楽しみになりそうです!
レクリエーションがすごい
『ラスベガス』その名の通り、施設内には、カジノやパチンコがあったりとレクリエーションが特徴的です!!施設内だけで使用できる、「ベガス通貨」を使用してゲームを行います。
身体機能向上と合わせ、高齢者がより健康的に生活する上で必要な要素が、認知機能の向上と脳機能の活性化です。自ら考え判断し、計算や記憶を行うためにラスベガスではゲーミングの要素を取り入れ、利用者様に楽しくゲームを行いながら各種機能の向上に努めてもらっています。
レクリエーションが単なる休憩時間ではなく、自ら考え行動できる時間となることで、脳機能の活性化にもつながりますし、ルールの遵守やゲーム通しての交流などで自然と利用者様同士のコミュニケーションも行われます。勝つ、負けるといった感情に刺激を与えることができるため、楽しみながら脳機能を活性化することができます。
画像:デイサービスラスベガスホームページ
一人で家にいても、誰も話す人いないし、新聞読むかTV見るかで1日終わってしまいます。週に2・3日でも外に出て、誰かとおしゃべりして、非日常的な空間に来るだけでも刺激になります。しかも、ゲームに熱中している間に、脳が活性化されるなんて最高です。
疲れたら、リクライニングチェアーで一休み。もう至れり尽せりですね。笑
リハビリテーションも充実
全体運動では、専任のアスレチックトレーナーのもと考案された、軽快な音楽に合わせ楽しく行える独自の「VEGA Stretch」を職員も一緒になって行います。またレクリエーションで利用する仮想通貨「ベガス」をリハビリを行うことで獲得出来るようにするなど、目的をもって運動に取り組めるなど、同じ運動であっても意識の高いリハビリが行えるようになっています。
私だったら、ゲームがしたいから運動に参加する(?)まぁ、動機はどうであれ、これも自主的に参加しているから結果オーライですよね!笑
一般的には、男性の方が面倒くさがり介護施設に通う方が少ないそうですが、ここでは「楽しい」と言って男性の方も多いそうです。
まとめ
いかがでしたか?
この施設で大切にしている事は、
「ご利用者様が楽しく過ごしていただくこと」
「介護施設を感じさせないこと」
だそうです。
個人的な介護施設のイメージは、「やらされてる」「おもしろくない」というような、義務的なイメージが強いのですが、この施設のような『自発的にすすんで行ける場所』だったら是非全国に増えてほしいです。笑
何事も『自分から行動したい』と思えないと楽しくないし、苦痛でしかないですからね。
ここまで大胆だと賛否両論あると思いますが、私は行ってみたい!と思えます。
みなさんはどう思いますか???