末っ子の旅立ちと、新しい日々のはじまり

スタッフ日誌
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本日もご訪問いただき、ありがとうございます。

 

 

先日、末っ子が高校に入学し、寮生活をスタートさせました。

これまで家では、洗濯も掃除も、ほとんどやったことがなかった息子。

入寮すれば、食事以外はすべて自分でやらなければなりません。正直、親の私たちの方が不安でした。ちゃんと起きられるのか、洗濯はできるのか、忘れ物ばかりしないか……。

本人も、不安や寂しさはきっとたくさんあったはず。

それでも、笑顔で「行ってきます」と言って荷物を抱え、寮へ向かう姿に、成長と覚悟を感じました。

親としては寂しさもひとしおでしたが、その背中を信じて送り出しました。

入寮の日、先輩たちが荷物の搬入を手伝ってくれました。

「こっち持ちますよ」「大丈夫ですか?」と、優しい声をかけてくれる姿に、心からホッとしたのを覚えています。

あたたかく迎えてくれる上級生たちの存在が、親にとってどれほどありがたかったことか。

今も、息子のことを気にかけてくれているようで、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そんな息子も、入寮から1週間。

「寂しがってるかな」と思いきや、電話口ではやたらと元気で、むしろ楽しそうにしていて拍子抜けするほど。

どうやら早速たくさんの友達ができたようで、学校生活も寮生活も、毎日が新鮮で楽しいようです。

先日寮に届け物をした時に息子の部屋を覗くと、洗濯を干してあったり、炊飯ジャーでご飯を炊いている気配があったりしたのをみて、人間やるしかない環境になればやれるもんだな〜と思いました。

 

朝は6時前に起きて朝練をして朝ごはんを食べ、歯磨きをして自転車で学校に行く。

そして部活が終わって19時ごろ寮に帰ってきてから洗濯を回し、その間に先輩達とお風呂に入り、洗濯物を部屋に干してから食堂で皆んなで晩御飯です。

最後は先輩からの「歯磨きにいくぞ!」でその日のするべき事が終わり、それぞれ部屋に戻ったり誰かの部屋で話したりするそうです。

そうは言っても体力を使い切り、そのまま倒れ込むように寝る日のほうが多いようです。

 

家にいた頃はどんなに疲れて帰ってもご飯も洗濯もしてもらえてお風呂に入って寝るだけだったけど、当たり前じゃなかったわー。としみじみ言っております。笑

まだ一週間だけど少しずつ成長しているな〜と親も感じます。

 

入寮日前日には社員のTさんがケーキをプレゼントしてくれました!

いつも気にかけてくれて、子ども達を見守ってくれて本当にありがとうございます♪

息子の喜んでいる姿を今流行りのジブリ風にしてお届けします。

 

 

そして先日、無事に入学式を迎えることができました。

ピカピカの制服を着て、新しい仲間と並ぶ姿を見ながら、これからの3年間がどうか充実した日々になりますようにと、静かに願いました。

 

親にとっては「子離れ」の始まり。

子どもにとっては「自立」の第一歩。

小さな背中に大きな希望をのせて、我が家の末っ子は、いま新しい世界を歩き始めました。

 

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