『盆踊り』ってどういう意味なの?

盆踊り イベント
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お盆も過ぎ、もうすぐ秋ですね・・・

今年は『盆踊り』行きましたか?!?

子供の頃は、花火大会と競うぐらいの、夏休みの一大イベントでもありました。

夜店が出たりしてお祭り気分満載でした。

 

しかし、そもそも『盆踊り』にはどんな意味があるのでしょうか?

盆祭り

 

『盆踊り』はどこからきたの??

起源と時代の流れを見てみよう

室町時代
諸説ありますが、文献に最初に登場したと言われています。

平安時代
僧・空也によって始められた、踊り念仏(踊りながら念仏を唱えること)から広められたとされています。
盂蘭盆会(先祖の霊を供養する行事)と結びつき、精霊を迎える・死者を供養するための行事として定着して行きました。

鎌倉時代
僧・一遍や同行の尼僧らにより、ますます全国へ広がり、庶民を巻き込んで大ブームをひきおこします。
〜踊る宗教〜念仏という「信仰」から、「踊り」というパフォーマンスに重点が徐々にシフトしていきます。

室町時代
宗教性よりも芸能に重点が置かれる念仏踊りが生み出され、人々はさらに華やかな衣装や、振り付け、道具、音楽などを競うようになります。
太鼓などをたたいて踊るようになります。
伴奏(囃子)の登場で、盆踊りは華やかさを増し、娯楽的側面を強めました。
この頃から、「盆踊り」の名称も定着しました。

江戸時代
初頭には絶頂を極めることになります。
会場となる寺の門前や境内には多くの人が押し寄せ、露店や大道芸人なども集まって、大盛り上がりです。
7月に始まり連日踊り明かしながら10月にまで続きました。

↓↓↓もはや仮装パーティー状態です!!(笑)↓↓↓
ええじゃないか出典:ええじゃないか

また、旧暦のお盆の中心「7月15日」は、自然現象の月との関係でいけば必ず満月になるということから、旧盆の盆踊りは、いつも満月の月明かりのもとで踊りました。
月明かりは、ムードのあるやわらかい光を放ち、ロマンチックな「演出効果」をもっていました。
その「演出効果」のせいか「月の魅惑」のせいか(はわかりませんが・・・www)
次第に、盆踊りは男女の出会いの場へとなって行きました。

明治時代〜
しばしば風紀を乱すとして警察の取締りの対象となりました。
盆踊りの禁止が出されたりして、隠れて踊った者もいたようです。

以降、終戦を経て、各地で盆踊りの復興が見られました。

 

現代ではどうでしょう

日本各地域で独自の進化を続けてきた『盆踊り』。

『盆踊り』と言っても、地元の小さなものから大きなものまで様々ですが、
特に規模の大きい日本の三大盆踊りは、

●秋田の「西馬音内の盆踊り」

●岐阜の「郡上踊り」

●徳島の「阿波踊り」

 

本来お盆に帰ってきた祖先の霊たちを迎え送るための宗教行事ではありますが、

こうやって、時代を遡って行くと、その時代に合わせた文化があり、

人間模様があり、今に繋がっているんですね・・・。

 

なんだか感慨深いものがありますね。

 

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